問題
・レセルピンの降圧作用は交感神経の( )において、( )内への( )取り込みを阻害することで、( )を枯渇させ、α受容体やβ受容体の活性と低下させることで発揮する。
解答
・レセルピンの降圧作用は交感神経の(節後終末)において、(シナプス小胞)内への(カテコラミン)取り込みを阻害することで、(ノルアドレナリン)を枯渇させ、α受容体やβ受容体の活性と低下させることで発揮する。
ポイント
レセルピンは臨床ではほとんど使われていないため、作用機序を押さえておくだけでよい。
具体的な阻害場所はVMAT(小胞モノアミントランスポーター)である。
中枢神経にも作用し、ドパミンやセロトニンも枯渇させる。
臨床現場では?
作用機序の観点から、フェノチアジン系薬物が使用できないの統合失調症の治療にも使用できた。
適応外ではあるが、抗うつ薬として処方されることもあった。
副作用に「重篤なうつ状態」があるために、臨床で処方されることがほとんどない。
日本では2019年に販売中止になっている。
その他
降圧薬としてチアジド系利尿薬との配合錠も存在した。(これも販売中止になっている)
参考

アダラート - 23. β遮断薬・αβ遮断薬・α遮断薬(一覧)
β遮断薬はβ1選択性、β1非選択性、ISAがある、ISAがない、の4種類に大別されます。

代表的な高血圧治療薬
血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗の積として表されます。血圧には収縮期血圧(最高血圧)と、拡張期血圧(最低血圧)があります。最高血圧が140以上、もしくは最低血圧が90以上が高血圧です。※患者さんの性質や、ガイドライン等により異なる基準が用いら
http://image.packageinsert.jp/pdf.php?yjcode=2143400A1023
レセルピン IF - Google 検索
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