降圧薬⑦(α2刺激薬)

薬剤師国家試験

問題

・降圧治療で用いられるα2刺激薬は(   )、(   )、(   )の3種類である。

・クロニジンは(  )に存在する(   )中枢の(  )受容体を( 刺激or遮断 )することで、交感神経活動を抑制させて血圧を低下させる。

・メチルドパは(   )高血圧への積極的な使用が勧められている。

難)メチルドパは代謝物である(   )が薬効を発揮し、中枢α2受容体刺激作用の他に、(   )作用と(   )作用が降圧に関係していると考えられている。

解答

・降圧治療で用いられるα2刺激薬は(メチルドパ)(クロニジン)(グアナベンズ)の3種類である。

・クロニジンは(延髄)に存在する(血管運動)中枢の(α2)受容体を(刺激)することで、交感神経活動を抑制させて血圧を低下させる。

・メチルドパは(妊娠)高血圧への積極的な使用が勧められている。

難)メチルドパは代謝物である(α-メチルノルエピネフリン)の中枢α2受容体刺激作用の他に、(偽神経伝達)作用と(血漿レニン活性低下)作用が降圧に関係していると考えられている。

ポイント

自律神経へ作用する薬剤は受容体の部位種類遮断or刺激でひっかけてくることが多い!

例)「α」でひっかけてきたり、「遮断」に変えてきたりetc.

各々の薬剤が「どこで」「どの受容体に」「どのように」作用して結果「どうなるのか」をリンクさせておくこと!

降圧薬としてのα刺激薬の作用機序は大きく3つ押さえておくこと!

中枢α2刺激作用

延髄の血管運動中枢神経のはたらきを低下させる。

偽神経伝達作用

抹消でノルアドレナリンと拮抗して受容体の活性を低下させる。
※あくまでα2受容体を刺激する薬剤であって、α1は刺激しないことに注意!

血漿レニン活性低下作用

腎臓からのレニンの分泌を抑制することで、RAA系を抑制する。

α刺激薬は他にも緑内障の治療で用いられるものもある。

臨床現場では?

ACEI、ARB、Caブロッカーなどの組み合わせでコントロールできない“治療抵抗性高血圧”での使用が多い

メチルドパが妊婦の降圧治療で積極的に用いられる。

その他

妊娠中の降圧剤の第一選択薬は妊娠20週未満ではメチルドパヒドララジンラベタロールとなっており、妊娠20週を過ぎるニフェジピン徐放剤が加わります。

出典

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